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加盟工務店について
  • 「加盟会員数30社以上」のグループ本部が増加、平均加盟会員数は197.5社で前回調査の2.1倍
  • 年商規模「5億円以上(32.5%)」、年間供給戸数「16戸以上(34..8%)」の規模の大きい工務店の加盟が中心であるが、近年は規模の小さい工務店の加盟も増加傾向
  • 工務店のグループへの加盟ニーズは、「商品を求めて(72.9%)」が最多
  • 入会金は、72.9%のグループが必要。入会金の平均金額は156.1万円

加盟会員数について

加盟会員数は、「100社以上500社未満」が31.7%(前回調査:26.1%)、「30社以上100社未満」が30.0%(前回調査:15.2%)、「30社未満」が28.3%(前回調査:43.5%)となっており、前回調査と比較して会員数30社以上のグループが増加している。
また、平均加盟会員数は、197.5社(前回調査:94社)で、前回調査(平成6年実績)の2.1倍となっている。平均値が高いのは、加盟会員数が500社以上の規模の大きなグループが含まれているためと考えられる。このことを組織形態別に見ると、500社以上の加盟会員数を持つのは、VCで18.5%(5社)、FCで9.1%(1社)、組合0となっている。

グループの加盟会員数

加盟工務店の規模

加盟工務店の年商規模は「年商5億円以上」が32.5%と最も多く、年商規模の大きい工務店の加盟が多い。
しかし、前回調査と比較すると「年商1億円未満」の加盟工務店が15.6%(前回調査:4.2%) と増加している。
また、加盟工務店の年間供給戸数は「16戸以上」が34.8%と最も多く、年間供給戸数の比較的多い工務店の加盟が多いが、年商規模と同様に「年間供給戸数1〜6戸」が24.6%(前回調査:18.4%)と規模の小さい工務店の加盟の増加している。
この結果により、近年では、規模の小さな工務店も競争力確保のためにグループ加盟を試みていると考えられる。

加盟工務店の年商規模

グループへの加盟ニーズ

グループ本部側からみる工務店のグループ加盟のメリットは、「商品を求めて」が72.9%(前回調査:58.7%)、「営業力強化」が57.6%(前回調査:60.9%)となっており、営業力や商品力強化につながることを期待してグループ等に加盟する工務店が多いと考えられる。

加盟する工務店はどのようなメリットを求めているケースが多いか

「工務店経営実態調査」から見たグループ加盟状況

工務店経営実態調査結果※2によると「グループ(FC、組合など)への加盟」25.9%となっており、約1/4の工務店がグループ加盟を行っている。
加盟動機としては、「営業力の強化」56.5%が最も多く、次いで「住宅商品を求めて」49.4%、「施工の合理化」36.3%の順となっており、本部側の認識と若干のズレを見せている。
工務店の年間施工数別に見ると、規模の大きい工務店ほど「住宅商品を求めて」の構成比が高くなっている。

現時亜加盟している

※2
工務店経営実態調査/平成13年3月 国土交通省住宅局木造住宅振興室
国土交通省が工務店の経営実態を把握し各種木造住宅振興施策の基礎データを整備することを目的に実施したアンケート調査。
・調査期間     : 平成13年1月9日〜31日(アンケート調査実施期間)
・アンケート回答者 :(財)住宅保証機構に登録された建設業者:2,036社

グループ加盟に必要な資金負担

グループに加盟するために入会金を必要とするグループは72.9%である。
入会金の金額は「50万円未満」が42.9%と約半数を占めているが、入会金の高額なグループが含まれているため平均金額は156.1万円となっている。
入会金以外でグループに加盟するために年間に必要とする資金のあるグループは86.9%である。年間の必要資金の金額は30万円未満が39.5%と最も多いが、入会金と同様に年間の必要資金が高額なグループが含まれているため平均金額が128.5万円となっている。これを組織形態別にみると、共同組合の平均年間必要資金は110.2万円、フランチャイズチェーンは359.3万円、ボランタリーチェーンは65.6万円となっており、組織形態により金額の格差がある。

グループ加盟に必要な資金負担
グループに加盟するための年間の必要資金合計

組織形態別年間必要資金合計の平均

協同組合
110.2万円
フランチャイズチェーン
359.3万円
ボランタリーチェーン
65.6万円
その他
14.6万円